ユースケース・事例

金融事例:コードレビュー120倍改善、アクティブユーザー3千人、働き方が変わる

フランスに本拠をおくワールドラインは、電子決済プラットフォームの開発・運営を手掛け、欧州のマーケットリーダーとなっています。オンラインビジネス向けのサービスを提供し、銀行や金融機関向けに毎年何十億ものトランザクションを処理する安全な決済環境を構築しています。社内のエンジニアは決済バリューチェーン全体をカバーし、何百万にも上る企業間の重要なトランザクションを処理するデジタルプラットフォームを開発、運用する重要な役割を担っています。

ワールドラインでは、2014年頃から開発段階のコラボレーションを強化し、レビューサイクル時間を短縮する方法を模索していました。候補に挙がった1つの方法は、さまざまなツールで構成されるツールチェーンを使用することでした。しかし、この方法ではSVNリポジトリの手動作成をリクエストする必要があるため時間がかかり、共同作業も必要になることが課題でした。

こうした課題を克服するために導入されたのがGitLabです。より多くのコードレビューを持ち、開発者間の議論を容易にする機能があったからです。6カ月で1000人を超えるメンバーがアクティブユーザーになり、GitLabの使いやすさを高く評価しました。今では、開発環境を支える大きな役割を担っており、3000人ほどのメンバーがGitLabを活用しています。

ワールドラインでは現在、GitLabプラットフォームで14,500のプロジェクトをホストしています。ソースコードリポジトリを取得するために、現在は数秒で済むようになりました。エンジニアはお互いのコードを確認し、プロジェクト間で共同作業ができるようになりました。これによってチームの集中力が上がり、働き方も大きく変化しています。今後は、Kubernetesとのデプロイ統合についても検討しています。

 

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