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ブログ:GitLab Duo Self-hostedをAmazon Bedrockで構成する話

新たにはじまった『AI素人エンジニアのブログ』シリーズ第二弾です!
そして、オンプレミス・オフライン、またはプライベートな環境での開発でやっぱりAI機能で作業効率を図りたい。というニーズを満たすソリューション GitLab Duo(AI) Self-hosted のお試しブログとしても第二弾です。
前回は、Open AI を使ってみたケースですが、今回は Amazon Bedrockを使ってみるケースです。

おさらいですが、GitLab には、Duo というAI機能パッケージが提供されています。
Duo Essentials(Core), Duo Pro, Duo Enterprise と提供機能多寡によって3つのTierが用意されていますね。
(2025/5/15から3つのTierになりました。いきなりでしたが。)
各機能概要は以下からもご確認いただけます。
GitLab Duo 機能概要

GitLab Duo の特長は、コーディング支援だけじゃなく、テスト作成、CI/CDジョブ失敗説明・原因究明だったり、セキュリティチェックかけたあとの脆弱性解決提案などなど、DevOps/DevSecOps を一貫してサポートする機能が提供されている点です。

今回は、その GitLab Duo の機能の中でも コンプライアンスなどの理由で開発環境をオンプレミス・オフライン、またはプライベート環境などにする必要があるお客様がAI機能を安全に使っていただくための機能 Duo Self-hosted を具体的に構成してみたブログ第二弾です。

GitLab Self-hosted ってなんだ?という方は以下ブログで確認いただけます。
「世界一簡単かもしれないGitLab Duo Self-hostedの概要と構成例と採用ケース」

今回のブログ内容

「AI素人がGitLab Duo Self-hostedをAmazon Bedrockで構成する話」

目次
1. 本記事の対象の方
2. 今回のブログのゴール
3. 事前ご連絡事項
4. GitLab Duo Self-hosted って何だっけか?
5. 必要なもの
6. このブログで実現する構成
7. Amazon Bedrockを使ってDuo Self-hostedを構成する
-Step1. Self-manage版 GitLabを用意する
-Step2. Self-managed版 GitLabでDuoを有効にする
-Step3. Amazon Bedrockで特定のLLMを利用可能にする
-Step4. Self-hosted AI Gatewayを用意する
-Step5. AI Gatewayに関するパラメーターをGitLabに設定する
-Step6. Amazon Bedrockで利用可能なLLMをGitLabに登録する
8. ちょっとだけ補足事項
【補足①】GitLab Duoのヘルスチェックでエラーが出る
【補足②】IAMポリシーとIAMユーザーの用意
【補足③】Amazon Bedrockのモデル呼び出しのログ記録
9. うまく動作しないときに確認するところ
-AI Gatewayコンテナの確認ポイント
-GitLabの確認ポイント
-Amazon Bedrockの確認ポイント
10.最後に


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