ユースケース・事例

ソフトウェア開発:AI活用でリリースサイクル&脆弱性検出時間 50%短縮、40時間(週) 削減

オランダのソフトウェア企業Cubeは、モバイルアプリやウェブサイト、Eコマースソリューションを開発し、エネルギー、不動産、食品配達など多様な業界のデジタル化を支援しています。2019年からGitLabを導入していた同社は、2024年春にAI機能を搭載したGitLab Duoを採用し、開発プロセスの大幅な効率化を実現しました。

GitLab Duoの導入により、リードタイムを50%短縮脆弱性検出時間も50%短縮、さらに週あたり40時間の作業時間を削減するという具体的な成果を達成しています。特に「コード提案」「テスト生成」「チャットによる要約」などのAI機能は、若手開発者の学習支援や複雑なイシューの整理に大きく貢献。20〜30件のコメントがある課題でも、Duo Chatを使えば重要なポイントをすぐに把握でき、対応の方向性が明確になります。

Cubeは、GitHub CopilotやJetBrainsのAIアシスタントも試しましたが、SDLC(ソフトウェアデリバリーライフサイクル)全体にわたる統合性が不足していたため、GitLab Duoの「単一プラットフォームでAI機能を網羅できる点」が決め手となりました。

実際のプロジェクトでも成果が出ており、長期顧客向けのエネルギー管理アプリでは、AIによるコード提案と説明を活用して、太陽光発電の使用割合を可視化する新機能を迅速に追加。これにより、顧客満足度の向上と開発スピードの両立を実現しています。

Cubeは今後、AI機能をセキュリティ分野にも拡張し、マージ前のコードリスク検知や脆弱性修正にも活用する予定です。2024年末までには、全DevSecOpsチームがAIを活用する体制を目指しており、GitLab Duoのセルフホスト機能にも期待を寄せています。

補足:
現行利用GitLab
・GitLab Ultimate
・GitLab Duo pro

今後検討
・GitLab Ultimate
・GitLab Duo Enterprise(Duo Proから移行)

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