GitLab SaaS 無料版のユーザー数制限ポリシー変更について、GitLab社から2022年3月24日に初めてアナウンスされてから、何度もポリシー適用日や適用条件のアップデートアナウンスが行われています。
最新のアップデートアナウンスは、2022年8月16日に行われ、ポリシー適用条件の「5ユーザー/NameSpace」の対象『NameSpace』をより明確化しました。
尚、適用予定日2022年10月19日、およびストレージ容量制限については既存アナウンスからのアップデートはありませんでした。
GitLab SaaS 無料版をご利用の皆様は、有償版へのアップグレードの準備はできていますか?
改めて、本変更内容を以下にてご確認ください。
【概要】
・GitLab SaaS 無料利用枠(無料版)では、2022年10月19日以降、NameSpaceごとに5ユーザーの制限が適用されます。適用条件として、作成したグループトップのName Space公開モードがプライベートの設定の場合は適用になりますが、公開モードがパブリックに設定されている場合は5ユーザーの制限は適用されません。
・本変更は、有償版SaaS、有償版SelfManaged、無料版Self-Managed、GitLab for Education、GitLab for Startups、GitLab for OpenSourceなどのコミュニティプログラムには適用されません。
・GitLab SaaS 無料利用枠(無料版)では、2022年10月19日以降、NameSpaceごとにストレージ容量制限がかかり最終的には5GBの制限が適用されます。[→無期限に近く延期することになりました2024/7月]
NameSpaceごとの5ユーザーの制限について、作成したグループトップのName Space公開モードがプライベートの設定の場合はユーザー制限適用の該当になりますが、公開モードがパブリックに設定されている場合はユーザー制限は適用されません。
適用条件の具体的な説明としては以下の通りです。
①今回の制限の対象になるパターン
「トップのグループの公開モードがプライベートの場合」
GitLab.com
┗Group_A (公開モード:プライベート)
┃┣SubGroup_A01
┃┃┣Project_A01_1
┃┃┗Project_A01_2
②今回の制限の対象にならないパターン
「トップのグループの公開モードがパブリックの場合」
GitLab.com
┗Group_A (公開モード:パブリック)
┃┣SubGroup_A01
┃┃┣Project_A01_1
┃┃┗Project_A01_2
GitLab SaaS 無料版をユーザー6/NameSpace 以上でご利用の場合の「ネクストステップ」は、次のいずれかからご選択いただけます。
・有償版SaaS を購入
・Self-Managed版 に移行
※本記事内容は、GitLab blog アナウンスを抜粋・引用・翻訳しております。
詳細はこちらをご参照ください。
ユーザー数制限について
https://about.gitlab.com/blog/2022/03/24/efficient-free-tier/
ストレージ容量制限について
https://docs.gitlab.com/ee/user/usage_quotas.html
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