CI/CDのメリットは？　上手くまわすためにはどうすればいい？

「CI/CD」とは、ソフトウェア開発におけるビルド・テスト・デリバリー・デプロイメントというプロセスを自動化し、継続的に開発することで、ユーザーにアプリケーションを提供する頻度を高める手法のことです。

CI/CDにより、ソフトウェアを構築・テスト・デプロイする方法が変わってきました。CI/CDツールを活用することで、作業を効率化しエラーの発生率を減らすことができ、ワークフローを最適化できるようになります。CI/CDツールを導入する企業は増え続けており、それに伴いソフトウェア開発の効率も改善しています。

CI/CDによりもたらされる主なメリットは次の通りです。

1. 受け渡しが減る
2. 開発スピードが上がる
3. デプロイの頻度が上がる
4. テストスピードが上がる
5. バグが減る
6. コンプライアンスを改善する
7. イノベーションに取り組む時間が増える
8. 開発者の満足度が上がる
9. 間接費が減る
10. 一貫したプロセスを実現する

しかし、CI/CDを活用している組織の多くが、現在使用しているツールによってワークフローを最適化できていません。この課題は、何か問題が発生したときに大きな影響を及ぼします。

また、複雑なツールチェーンを使用している場合、定期的にメンテナンスしなければ適切に機能しません。不安定なサービスだけでなく、脆弱な開発ツールの構成は開発サイクル全体に影響を及ぼす可能性があります。中断するリスクがあるだけでなく、ビルドを開始してから完了するまで、長い間待つことになるでしょう。

GitLabは、ソフトウェアの開発するサイクル全体を見渡せるシングルアプリケーションの活用が、全ての開発ステージにおいて最適化の点でベストであると考えています。全ての工程を一元管理できれば、ワークフローのボトルネックを特定でき、各要素がデプロイスピードに与える影響を評価するのも容易になるでしょう。

そこで今回は、CI/CDを活用するメリットの詳細や、シングルアプリケーションCI/CDについて説明します。またGitLabであれば、煩雑な設定なしにCI/CDでプロジェクトを開始できるので、ぜひ参考にしてみてください。

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